アニメータースキル検定についてのよくある質問

アニメータースキル検定についてのよくある質問と回答をまとめました。

Q:誰が受けられる検定ですか?
A:16歳以上であれば、プロアマ問わず受検可能です。教科書は年齢問わずどなたでも購入できます。

Q:どんな検定なんですか?
A:海外に依存し、国内ではほとんど仕事が回っていない“動画“をやれるようになろうという検定です。本来、商業アニメーターは、まずはタップ割りを覚えるのと同時に、どのように素材を組むのかなど、基礎的なことを“動画“で覚えます。このパートを教科書を読んでトレーニングしてもらい、検定を受けていただきます。
現在 多くの監督、キャラデザイナー、作画監督、原画マンから賛同をいただいております。
ぜひ専門学校に入る前の段階から受検していただき、適正の判断材料にしていただきたいと考えます。

Q:いつから開始ですか?開催頻度は?
A:一般開催は来年2月の予定です。
頻度は年4回の予定ですが、初の試みですので、実験的、試験的な側面もあり、変更があるかもしれません。ご了承ください。

Q:教科書はありますか?
A:2023年5月現在作成中です。YouTubeによる解説動画も作成予定です。なるべくわかりやすく、未成年の学生が見ても理解・実践できるものを目指しています。

Q:採点は誰がするんですか?
A:協力企業である株式会社たくらんけ様所属の動画検査様ほか、現在交渉中です。3級までは絵心があれば16歳でもしっかり勉強すれば通る基準を想定しております。

Q:デジタルはやらないんですか?
A:現時点では検討しておりません。16歳の学生からでも受検できるよう、スタート時に高額な機材を購入せずとも受検できることを重視しております。
「アニメってどんなことをするの?」という学生に向けた検定でもあります。
将来的にデジタルを実施する可能性はありますが、まだ試験的な段階で、予算も人手も潤沢ではございませんのでご了承ください。

Q:地方で試験開催の予定はありますか?
A:現在、全国の専門学校と交渉中ですが、地方自治体とも協力できればと考えております。

Q:試験時間はなぜ9時間もあるんですか?
A:休憩1時間を挟んで8時間の予定です。
実際の社員アニメーターの実動時間と同じ基準で考えています。
作業スピードと共に、これが辛いかどうか、資質と向き合ってもらうためにも8時間設けました。

Q:就職に有利になるんですか?
A:そうできるように、現在制作会社各社様と交渉中です。

Q:自分はどのレベルから受検すればいいか、どうやって判断すればいいですか?
A:初心者の方は、まずは5級からをお勧めします。経験者であれば、2.3級でも良いと思います。
準備中の2級以降は、2級は3級合格者のみ、1級は2級合格者のみとなる予定です。

Q:原画・演出など他の検定はやらないんですか?
A:まずはこの検定でワークフローの初手である“動画“の基本をマスターしてもらうことを最優先と考えてます。 原画・演出などについては会員向けに別途講座、セミナーなどを行う予定です。ぜひご参加ください。